妊娠初期は出血をすることも多く、「流産してしまうのでは・・・」と不安になる人も多いようです。しかし、「切迫流産」なら正常な状態に戻れる可能性がありますので、慌てないことです。
事例:「切迫流産と診断されました」
不安になってきたので、産婦人科で診察を受けたところ、切迫流産の疑いがあるという診断を受けました。簡単な診察だけでは正確な判断をすることができないため、さらに精密な検査を受けることにしました。
精密な検査を受けた結果、やはり切迫流産であるという診断になったため、不安はますます募ることになってしまいました。切迫流産になってしまった場合、よく見られる症状としては、出血、下腹部の痛みがあるようです。
出血だけでなく、下腹部の痛みを伴うことが確かに頻繁にありました。典型的な切迫流産の症状を経験していたのです。
日頃から、無理をしないように気をつけていたため、切迫流産であるという診断を受けたことには、大きなショックを受けました。冷えや過労が原因となっていることが多いものなので、無関係なものだと考えていたのです。
下腹部の痛みは、なんとか治まっていますが、大事をとって入院をすることにしました。しっかりと治療を受けて、切迫流産の症状を改善させ、新たに妊娠するように努力していきたいです。
切迫流産の原因と対処法
おりものにピンク色が混じった出血、茶褐色の出血が断続的に起きていたり、出血の頻度が増えてきた場合は、切迫流産の可能性がありますので医師の診察を受けてください。
妊娠初期は出血の起こりやすい状態ですので、出血=流産とは限りません。子宮筋腫や膣炎、絨毛膜羊膜炎など婦人科系の病気を持っている人はそれが原因になることもありますが、切迫流産の原因はほとんどが不明という場合が多いようです。
ですが、切迫流産は赤ちゃんはちゃんと育っている状態ですので、子宮頚管や子宮口が閉じていれば、流産することなく正常な妊娠状態に戻すことが可能です。一方、「早期流産」は赤ちゃんが育っていないので、妊娠が終了してしまいます。
切迫流産か早期流産かは、赤ちゃんの心拍数や子宮頚管の開き具合などを診て判断します。切迫流産の対処法は「絶対安静」をするしかありません。心身ともに安静な状態にすることが大切です。彼や母親に家事を手伝ってもらったりして、とにかく心身の負担を減らすことを優先してください。
仕事をしている人は、安定期に入るまで仕事をお休みさせてもらったり、勤務時間の短縮を依頼しましょう。
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