妊娠届はいつ提出するの?

妊娠が確定したら妊娠届を区役所・市役所に提出して、母子健康手帳を交付してもらいます。では、妊娠届け提出のタイミング「妊娠確定」とはいつを指すのでしょうか?下記の事例から考察してみます。

事例:妊娠4ヶ月目くらいで提出?

結婚してからは、妊娠するために必死に活動を続けていました。いわゆる妊活に取り組んでいたのです。そして、最近になって、ようやく妊娠したのではないかと感じるようになってきました。

妊娠すると、母子手帳を用意することになります。いつ妊娠届を提出するのがよいのか、分からなくて悩んでしまいました。妊娠したのではないかと感じるようになってからは、産婦人科にしっかりと通っていて、身体の少しの変化でも見逃さないように気をつけています。

妊娠するようになったことで、生活にも大きく変化が現れています。いろいろな点に気をつけながら、生活をしていかなければなりません。

赤ちゃんのことに直接関わること以外では、あまり悩み事を抱えたくありません。妊娠届などの手続きの問題は、早めに解決しておきたいものです。いつ提出するのがよいのか、しっかりと調べました。妊娠届をきちんと提出して、母子手帳を受け取ることができれば、とりあえず一安心できるので、それまで頑張っていきます。

4ヶ月くらいで母子手帳を受け取るようなので、もう少しの辛抱なのです。妊娠したことで、気持ちが明るくなって、前向きに生活していくことができるようになっています。

正解:妊娠7週目前後です。

上記は間違った情報を信用してしまった事例ですね・・・。「妊娠確定」の定義は色々ありますが、一般的には「赤ちゃんの心拍が確認できたら妊娠確定=妊娠届提出」という考え方が主流のようです。

まず、市販の妊娠検査薬で陽性反応が出たら妊娠の可能性が高いです。しかし、「正常妊娠」か「異所性妊娠」かは妊娠検査薬では判別することはできません。異所性妊娠とは、子宮内膜以外の場所で着床してしまったいわゆる「子宮外妊娠」のことを指します。市販の妊娠検査薬はこの異所性妊娠(異常妊娠)にも反応してしまいます。

ですので、妊娠検査薬で陽性反応が出たら早めに産婦人科で受診することがおすすめです。初診のタイミングとしては、赤ちゃんを包む胎嚢(たいのう)が確認できる妊娠5週目ごろがおすすめです。超音波検査により、正常妊娠か異常性妊娠かの判別ができます。

この時点で妊娠はほぼ確定なのですが、流産の可能性もあるため、まだ妊娠確定に慎重になる産婦人科も多いです。そこから妊娠7週目あたりになると、今度は赤ちゃんの「心拍」が確認できます。心拍が確認できると流産の可能性も下がるため、晴れて「妊娠確定」となります。

よって、妊娠届を提出するタイミングは「妊娠7週目」前後が一般的です。妊娠届を提出すると母子健康手帳(母子手帳)が交付されます。これから妊婦健診で何度も提出することになりますので、4ヶ月目にもらうのでは遅すぎます。心拍が確認できる妊娠7週目(2ヶ月弱)前後で、妊娠届けを提出してください。


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